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シナリオを書きたい話

今回のブログで、ゲムマ消失事件かシナリオ制作についてのどちらについて書こうか悩んだ結果、さすがに後者を選んだキーです。

と、いうわけで。今回はシナリオ作成についてのお話。
みなさんも、これまでに一度はTRPGのシナリオに限らず、物語を作ろう!と思ったことがおありでしょう。
しかし、何割くらいの人が完成まで持っていったんでしょうか?ちなみに、私は完成まで持っていったことはありません。
このような創作の大変さは、執筆に限った話でもないでしょう。自身が想像しているイラストを描き起こせない、自分が作ろうとしているキャラシが迷走している等々…
だいたい、このようなことが起きる原因は、自分の中でプロットや作りたいものが定まっておらず、そのまま行き詰まりを見せてそのまま集中力が切れてお蔵入りに…よくあることです。

それでも、自作シナリオを作ってみたい!と誰しも思うでしょう。そのため、今回はいくつかのパートに分けてシナリオ作成のススメを自分の経験とかを踏まえて書きます。

①   やりたいストーリーがあるけど、システムの世界観に沿わない!
基本的に、皆さんが最初にシナリオを書こうとなったとき、元となるシステムをCoCにするという前提で話しているのですが、CoCでは黒幕は基本的に神話生物です。そうでなかったとしても、どこかしらに彼らは関わります。そのため、シナリオ内でも極力それらに絡ませたいところ…しかし、私みたいな人間にとっては、こういう雰囲気のシナリオを作りたい!というモチベーションからシナリオ作成に入るので、どういった神話生物が関わるかを決めるのは後々になってきます。そのため、それってCoCでなくてもよくない?と言われてしまうこともしばしば…。やっぱり、CoCは日本においてプレイヤー人口も多く、多くのシナリオが作られているものの、シナリオ作成初心者にとってはハードルが高く感じます。

そんなあなたに提案したいのが、エモクロアというシステムです。どんなシステムなの?というところは、ググってもらうとして、とにかくエモクロアは比較的自由度が高くなります。そもそもエモクロアにおいての黒幕は怪異という存在なのですが、その怪異を自作しても問題ありません。なぜならエモクロアの世界観はそこまで深く決まっているわけではないので、シナリオでそれを定めやすいのです。つまり、あとから黒幕を設定しても、問題ないのです。あと、共鳴という怪異と感情がひかれあうシステムも個人的にはシナリオ作りに活かしやすく感じます。
まあ、このように、世界観が自由であるエモクロアを舞台にすることもぜひ一考してみてはいかがでしょう。

②   話をまとめられない!
やりたいことはいっぱいあるのに、やりたいことが多すぎてうまくまとまらない!そもそも思い描いているストーリーを文字に起こせない!
よくありますね。しかし、これは、自身が本当にやりたいことを明示化できていないからです。よく、頭の中のイラストをそのまま絵にできれば完璧なんだけどなぁ、と言っている人がいますが、人間の頭はそこまできれいにものを思い浮かべることはできません。だいたい、自分がやりたいことや書きたいことが頭の中で大きく置かれ、その周辺にある繋ぎの部分がもやのようにうっすらと思い描いているだけなのです。だから、実際に書き起こしてみようとしてもできないし、そこで詰まります。これは、プロットをしっかりと詰めていけば解決できる話ではあるのですが、初心者には難しい…そのため、提案したいのが、思い切って短い話にまとめてみようということです。
そもそも、思い浮かんでいるネタが多すぎて、一つの話では回収しきれないのではないでしょうか?TRPGでは30分シナリオというものもありますし、起承転結に忠実に沿った短めなストーリーを作ってならしていくのはいかがでしょう?

③   作ってみたはいいけど、これで大丈夫か不安…
私は、一度完成させたものを見返してみる、ということは苦手なのですが、ゲームである以上破綻が無いようにするのは大事。しかし、自分一人では限界があります。そんなときは誰かに見せてみたり、思い切って回してみましょう。実際、テストプレイをしないと見えてこない欠点も多くあります。こんなことを書いていて、自分にも刺さるのですが、それは棚に上げておくとして。とにかく、フィードバックをもらってみましょう。

とまあ、こんな風に書いてみたのですが。今の時刻は深夜2時を回っており、頭が少しぼんやりしてくる時間帯。この文章に破綻している部分があるような気もしますが、そんなことを考えている余裕はない。なので、まとめとかは書かずに今回はこれくらいにさせていただきます。ちなみに、この話題を選んだ秘話として、私も今シナリオを作っているというのがあります。つまり、道連rもとい同志を作るとともに、宣言することで背に火をつけるように無理やりモチベーションを上げたかったという意図がありました。次のブログ担当の時に完成報告ができるように頑張りたいですね。と言ったところで今回はここまで。

来週のブログもご期待ください。